サンタなんていないよ
病院に来ていた外来の小学生の女の子。
「今年は、サンタさんに何をお願いするの?」
と聞いてみた。
「サンタなんていないよ。聞いたもの」
女の子は答える。
「サンタはいるよ。みんなどう思っているのかは知らないけれどね。サンタはいるんだよ。」
「昔、クリスマスに食べ物も食べれない人たちに、食べ物だけでも食べれるようにってお金をそっと家に入れてくれていた人がいたんだよ。その人が、サンタさんさ。その人はもうしんでいなくなったけれど、その人の優しい気持ちが今の人たちに伝わっていて、今の大人たちはそのサンタさんを習っているんだよ。」
「サンタさんの心はそうやって生きているんだけど、心が生きているんだから、サンタさんがいるって考えても良いんじゃないかと思うのだよ。」
「君がどう思っているのか、どう感じるかは知らないけれど、サンタさんはいるんだ。」
ちょっと長い話を小学生の女の子にしながら時を過ごした。
僕は、今でも、サンタさんはいると信じているのさ。
ただ、キリスト教徒ではないのだけれどね。












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