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2005/12/02

ABA実験デザイン

ABAとか、実験デザインとかと言われてもわけのわからない人が多いかもしれないですね。
簡単に言うと、
単一事例における研究の方法で、Aという介入をして見て効果が如何かを確かめる。Aの要素をとりはぶいてBという介入に切り替えてその効果を見る(非A)。さらに介入をAに戻して、確認する。
と、こんな感じでAと言う方法の効果を確認したりするわけです。

さて、今、外来患者さんでRSD(反射性交感神経性ジストロフィー:手とか足が腫れて非常に痛くなる症状)の人が来ているわけですが・・・。
以前担当していたRSDのケースでは、薬物(ステロイド)と同時にリハのアプローチをさせてもらったのですが、今回は、初めは薬だけで良くなるかどうかを確認するために当院でのリハは行いませんでした。で、どうしても、薬物だけでは限界があるということになって、僕が呼び出されて担当する事になります。
気分は実験材料ですね。
ま、良いですけどね。

ただ、ちょっと面白いのは、この人、数年ごしに他の病院で現在もリハのアプローチを受けているということ。
狭い地域ですので、どのお医者さんとPTやOTが関わっているのかはこちらにはわかるんですね。
患者さんも面白がって、向こうの病院にはこっちの病院で治療が始まっていることは話してないそうです。
少し興味深いコントロールスタディですね。

あ、ちなみに、この患者さんは、こっちの病院によくお見舞いにこられていたのですが、体の状態が悪そうなのを見るに見かねて当院のお医者さんが治療を始めたのがきっかけです。
決して他意はありませんでした。
現在は、機能は完全に回復していない状態ですが、痛みと腫れは減少して状況的には良くなってきています。

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コメント

古い記事のようですが、ABA法は、心理学などではよく使用されますが、理学療法の分野でもシングルケーススタディとして利用することは、一般的なのでしょうか?お教えください。

因みに、同一疾患名での他病院との治療は、医療保険の二重性旧という事で病院は必ず確認し、他病院で治療で受けていないことを確認して、治療をしなければなりません。
お気をつけ下さい。

きっとかなり遅い反応に見ておられないでしょうね。
シングルケーススタディーの方法は限られているように思います。薬物のように何らかの因果関係が単純に見える世界ではなく、特定の個人の中に重複する要因の中で一定の変化に意味があるかないかを探るため、介入をしながらの評価になります。その中では観察者効果が確実に出てしまうため、結局のところはこういった手法しか効果確認は取れないのではないかと思うのです。
後半のご指摘ありがとうございます。
当時のリハ医が処方していたので、詳細は覚えておりませんが、未だに問題になっていないところを見ると大丈夫だったのでしょう。(^^;

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