最近のトラックバック

無料ブログはココログ

大切な時間

  • ほとんど誰も
    一緒に歩いた道

« 静かな時間 | トップページ | 誰かを »

2006/02/16

Ebony and Ivory

scanfilm0157黒い鍵盤と白い鍵盤は調和の中に。

看護師がいた。

優しそうに、患者のためを思って行動をしている。

患者さんの家族、障害を受けた夫にとまどい、苦しんでいる家族。

これから先、夫を見ることはできないと、苦渋の決断をしてしまった家族。

そう決断する過程には色々な思いがあったことだろう。

あまりに、時間が短すぎたのか?

やさしい看護師のあせりは、障害を受けた夫を家族に見させるという目的のために、ビデオを撮って、患者がここまでよくなったと(・・・ダカライエデミルコトガデキルデショ?)テープを家に送りつけたり、カンファレンスという場面を準備して、妻や、あまりに若すぎるその子供たちの前で、患者の家に帰りたいという思いを熱弁(・・・カワイソウデショ?ダカライエニツレテカエッテアゲタラドウ?)したり。

優しそうな言葉を使う看護師に追い詰められた家族は、夫の隣に座りながら、夫から体を離すように体を傾けて言葉を失っていた。

看護師の優しい言葉に言い返すこともできず、家族は患者を連れて帰ることになる。

家族とともに過ごしたいというのは、患者の希望でもある。

だが、心から一緒にいたいという思いを持たないままでみることになった妻は、優しく彼に接し続けることができるのだろうか?

優しい言葉は、時に強い毒をもつ。

なぜ、あの看護師は家族の本音を聞こうとしなかったのだろう?

看護師のいう言葉はどれも正しかったのかもしれない。

だけど、それは、家族の本音を出させないようにするだけだったようだ。

優しい看護師は、患者の思いを伝えるのに一生懸命でそのことにさえ気づいていない。

たぶん、あの看護師は、これで、良いと思っているのだろう。

本当に自分が正しかったのかなどと考えてはいないのであろう。

患者を取り巻く環境が、よりよいものであれと願うのなら、患者に対する思いと同じぐらい冷静な状況判断という分析や情報収集の技術が必要だと思う。

そのバランスが崩れるとき、結果は表面的なものとなってしまう。

調和

それがもっとも重要だと思っている。

今回は、僕にとって不協和音のようなチームアプローチだった。

« 静かな時間 | トップページ | 誰かを »

仕事」カテゴリの記事

コメント

う~ん…
この看護師さんと似たような事は今まで結構やっているとは思います自分。
よかれと思ってしたことが裏目に回ってそれがトラブルの原因になったり、
一方的な解釈が原因で色々問題が生じてイヤな思いさせてしまったり…。
ウチらも今日からもう一度カウンセリングのあり方をよ~く考えないとなぁ…
まずは相手にしっかり話させてちゃんと聞いてから動かないなとだよな~。
そんな事をふっと思いましたね~。

>偏遊人さん
ふつうに友達にするなら全然OKだと思いますよ。
プロとして話すと、どんなに理論的根拠に乏しい話も重みが出てしまいます。
だから気をつけないと、言葉で弱いものいじめをしていることにもなりやすいと思うのですよ。

「Ebony and Ivory」懐かしいですよねスティービー…。
ネタ違いですが「タック&パティ」も白人夫&黒人妻…Ebony and Ivoryです。
これ、非常に好きです。(すでにで聞いてたらすみませんが)ダンナのギター超絶テクニック
(ギター1本でこの音)もさることながら奥様のボーカルがこれまた秀逸なので…ぜひオススメします。

>ぱあまや偏遊人 さん
気付きましたね。
実はこのブログ、結構、曲名やアルバムの名前を使っているのがあります。直接だったりパロディっぽかったり。

ロッドスチュワート・ポリス・パットベネター・ジャム・・・・etc
日本のも結構あるはずです。(^^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Ebony and Ivory:

« 静かな時間 | トップページ | 誰かを »