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2006/03/31

そのとき日本は・・・・

病院に勤めていると色々なことがあります。
一般には知られないようなことも多いのですよ。

病院に行くと、お金を払いますよね。そのお金は、かかった医療費のすべてではなくて、何割かを支払っています。例えば、3割負担で3000円払ったとすれば、そのときの医療費は10000円だったことになります。
残りの7000円は国の保険が支払ったりすることになります。それが医療保険制度です。

国は、その医療費が適正に使われているかどうかをチェックする機構を持っています。
一般にレセプトとよばれているものです。

さて、実話ですが・・・
人工透析を受けている患者さんがいました。
腎臓の機能が低下して、それを助けるために透析をするのですが・・・・
ある時、その患者さんのレセプトが返ってきました。
その内容は、高齢に人に透析回数が多すぎるという内容で、おこなった医療費の返還を求められたのです。

簡単に言うと、年をとったら透析はしなくていいということですね。
もっとわかりやすくいうと、年をとった患者には、医療は提供せずに死んでもらえという指導を国がしてくるわけです。
こういった事例はたくさんあるのですよ。

ここ最近、医療の問題が取りざたされていますよね。
割り箸の事件もそうだし、人工呼吸器の取り外し(安楽死)の話もあります。
どれもこれも許される行為ではありません。
医師の資質というより人間としての資質を疑います。

しかし、医療は、国からそういうような指導を受けているのです。
彼ら医師が殺人罪であるのならば、厚生労働省は殺人教唆に当たるかもしれません。

「健康であれば生きていても良い。
もし、障害を受け、生きていくのに医療費がかかるのであれば、そのときは国のために死ね。」

と、日本は言ってきているような気がします。
私たちが働いて稼いだお金から税金を取って、その税金から私たちより高い給料をもらっているだろう厚生労働省のお役人が、国民に突きつけている現実が、これです。

戦時中と何ら変わることが無いですね。

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コメント

正直、役人が病気になったらそのセリフを返してみたいもんです。
「生きていくのに医療費がかかるのであれば、そのときは国のために死ね。」
最近の役人は財をなしてくれる者に対しての労いとか感謝すること
そういう心も気持ちもないのでしょうね。はぁ…。

>ぱあまや偏遊人さん
お役人さんは僕らの税金から得た収入で、いい医療を金で買うので大丈夫な仕組みになっています。
公僕のくせに・・・楽しやがる。

厚生労働省は即刻、解体・改編すべきですね。
腹が立ちます。
また、そのような無益な役人に対しては、
きっちり苦言を呈すべきですね。
百害あって一利なし…。
役人は理屈っぽい。だから理屈で攻めると逆に弱いものです。いわゆる「正論攻撃」ですね。
また、彼らは公職についている訳ですから、公の場で議論をするというのも効果があります。
ともかく、面と向かってダメなところはダメと声をあげる習慣を、一人一人が持つ必要があるのでしょう。疲れますが、先方に伝えないことには始まりませんから。実践してみると、そう難しいことではありません。

>飯村和彦 さん
公僕のくせに、医療という人の生活の根幹に関わる権力を持ちすぎているため、人のために尽くすという感覚を失っているのでしょう。
せめて個人の責任を確認するためにも、医療にかかわる責任者を決めて顔と名前を出してほしいものです。

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