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大切な時間

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2009/07/12

みんな去ってしまった

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ふと通りかかった路地。
懐かしい感じのする家を見ていた。

むかし、高校生だった頃。
同じ部の女の子。
仲の良いグループでよく一緒に遊んでいた。
友人と、その家に遊びに行ったことがある。
彼女の部屋で、彼女の用が済むのを待っていた。
二階の窓からみる外の景色は、今でも何となく思い出すことが出来そうだ。

優しい感じのお母さんが、ジュースをはこんできてくれた。
ちょうどこの季節のことだったような気がする。

家の佇まいは、今も何も変わっていなかった。
ただ、今は人が住んでいる気配は全くなく、表札もなくなっている。

あのとき、感じた家のなかの優しい空気は、もう、なくなってしまっているのだろう。

数年前、その時の部の友人たちで同窓会をした。
彼女は、今は結婚して保母さんをしているそうだ。
相変わらず、マイペースな人で、今時、パソコンどころか携帯も持っていなかった。
理由を聞いたら、必要ないからだそうだ。

シンプルで優しい、大人の女性になっていた。
まるで、あの時ジュースをはこんできてくれたお母さんにそっくりだと思った。

そんな懐かしい家を見た日。
もう会うことの無いであろう人たちのことを、ふと思い出していた。

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